カール・セーガン 科学と悪霊を語る

 
 神保町でリアルに発見できなかった本である。科学の大発見というのは、時に常識をあっさり裏切るものであるが、それが信用されるためにはきちんとした証拠を揃え、論理的に間違いでないことを証明する手続きを必要とするのはいうまでもない。そういう手続きを踏まない、まことしやかな「ese科学」というのも巷には健在である。その手の本に駆逐されて、没後10周年にして絶版・入手困難になっているというのは憂うべき事態ではあるまいか。
 それと知らぬままに発注してしまったが、時差まで勘案すれば、今日が晴眼忌なり。[本]

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