ラザール・ベルマンライブ

 ETVでアーカイブものとして取り上げられていたので、すかさず予約録画。
 ベルマン氏は、稀代のリスト弾きということで、冷戦時代に幻のピアニストとか東側の放った最強の文化兵器とかいわれていた方である。大学1年の時に、来日コンサートのチケットを取ったものの、体調不良のためキャンセルとなって払い戻しを受けたまま、その後は機会がなく、昨年ご逝去あそばされたので、いまだに筆者にとっては幻のピアニストである。
 その来日公演のうち、札幌でラフマニノフを弾いたのはライブ盤になっていて、舞台の上を歩いてくる足音までマイクが拾っているのであるが、学会発表でその同じ舞台を歩いたときには、これがあの音か!と感激したものであったなぁ。
 放映された1988年のリサイタルではリスト:巡礼の年を弾いておられたのであった。[音楽]

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