割り切りか割り引きか

 昨晩たださんのW-ZERO3使用感を何気なく拝見していて、PDAはほんとに使う機能以外をばっさり切り落とす割り切り方が大切であるというのに感銘を受けた。
 スイスアーミーナイフのようなマルチファンクションのツールのかわりに、よく切れる単機能のツールを(組み合わせて)使うという*nix感覚に近いのであろうが、筆者の場合には、それがケータイと基幹CF-W4とiPodということになりそうである。りなっくすざうるすをiPodの代用としてしか使ってなくて、Libretto U100本体のキーボード・トラックポインタでは埒があかないのでフルレングスのAppple wireless keyboardとワイヤレスマウスを使ってしまう筆者のような人には、W-ZERO3やそのオフスプリングのWin CE端末を使うことはよもやあるまいと予想したのであった。
 ところが、ドクターあごひげ犬さんから紹介していただいている某会員制サイトで、自称どこよりも安い割引価格でのご提供というのを見かけて、その決意がぐらっときてしまいそうになっている。ただし、たださんのレポートによると、バッテリに充電してすぐに便利に使い始められるというものでもなさそうである。年取ってくると、この似てるけどやっぱり違うインタフェースというのはこたえそうな気がする。
 かと言って、超小型Win XP PCが手頃に手に入るというわけでもない。MI:3に登場するというこちらは、あいかわらず高嶺の花であるから、現在筆者の中での葛藤は、音楽プレーヤーと割り切ってiPodか、お値打ち品と割り切ってW-ZERO3か、はたまた、先日の音楽ケータイ機種変約8000円か、というところである。
 ドクターの達人的割り切り方にはまさに仰天。最近のPHSの高機能インターネット端末化に、さらに仰天。筆者の求める機能はWX300Kにおいて実現されているのではないか。[PDA]

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