個人情報をいかに漏らさないようにするかというこのご時世に、予定を触れまわるような愚を…というのはおいといて、どこからでもアクセスできるバーチャルなスケジュール帳があれば、どのくらい便利であるかの評価用に、管理者さんと話し合ってトライしてみたのであるが、実にうまくいかず。
apacheサーバーでWebDAVなる拡張機能によって実現するのであるが、こちら(WinXP基幹ノート上のFirefox 1.0.6のCalendarモジュール）からうまく読み書きできず。ただし、サーバー側で、一応それなりのカレンダーファイルを作ってあげれば読み書きできるようになる。SELinux関連なのかもしれないがこのあたり再現性があるのかどうか自信なし。→Calendarモジュールの不具合とも考えられる。。。
Mac OS XのiCalから読み書きを確認できれば（きっとできるであろう）、お忙しい方々のライブ等のスケジュールを公開する手段に使えるかも?などと考えているわけである。
というので、結論から言うと、Mac OS XのiCalなら、何の問題もなく使える。むしろ、Calendarモジュールは、新規カレンダーファイルの作成や白紙のカレンダーファイルの取得に失敗する気配あり。Windowsユーザーの方が、便利に使えるスケジュール管理ソフトがあれば、これは実用になりそうだ。
結局、WinXPのOutlookのスケジュールを、りなっくすざうるすにsyncしておいて、そのざうるすをG4 Macにつなぎ、syncしたデータ(ics形式で保存されていた）をMacのiCalで開いて「公開」を選ぶと、問題なくサーバーに持っていける。WinXPクライアントからは、Sunbird 0.2の20050830のナイトリービルドなら文字化けなしで漢字も表示可能である。[Momonga Linux]
