ぼくの伯父さん

 Mon Oncleは、故伊丹十三氏編集の雑誌の名前にも使われていたのであった。日付変更線を越えて帰ってきて、風呂から上がって、12時からNHK BS2で放映中であることを知る。まさにガックリ。
 この挙動不審おやじのエスプリにタメを張ろうと、ドーバー海峡の向こうでビーン氏のユーモアが尖鋭化していったのは間違いのないところではないかと思われる。無理のない脚本と自然体の演出の中で次々と繰り出される奇行の数々を、へらへら笑ってそれほどハラハラせずに見ていられるのは、言うも愚かであるが、仏蘭西シネマのエスプリなのかも。
 というので、筆者のようにMr.ビーンの活躍を見ているうちに心臓に障りの出そうな方にも、モノンクルはおすすめである。[映画]

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