カメラジャーナルと「猫」

 風呂に入って、リラックスしながら読む本として、最近またチョートク師の「カメラジャーナル」を読み返すこと多し。もちろん大分以前に休刊になった本であるから、すっかり時代遅れなことしか書いてないと思われるかもしれないが、クラシックカメラというのはもともと古くなりようのないくらい古いものなので、まったく問題ない。
 さらに、当時発表されたデジカメ(例えばLumix LC-5とか)の檄文に触れて、今なら中古価格はいかがなものかと調べてみたりするという楽しみもあり。
 一方で、寝るときの読書は、E-2000で読む「猫」にしくはなし。何がよいといって、暗くないと眠れないと、わざわざ起き出して文句を言うCEOが隣に寝ていようが、バックライトの点く本なら読めるわけである(ただし、あまりの可笑しさについ笑いがこらえられず、五月蠅がられているが)。いつの間にか、E-2000を投げ出して寝てしまうのが習いであっても、ページがめくれず、次の晩にそのまま続きが読めるのもよろしい。「猫」もそろそろ終盤にさしかかり、次は「死者の書」辺りをうかがっているのであるが、かくなるうえは、カメラジャーナル全巻が青空文庫に収載されるまで長生きしたきものなり。
 

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