我輩は猫である

 目下人気沸騰中のタダ・マダちゃんとかナル程ちゃん(←んなわけないか)とかと、直接関係はないのであるが、ケーブルTVで放映されたのを後半3/4ほど観る。公開当時、猫の目線のカメラワークを褒めた評を読んだ記憶があるが、1975年度市川昆監督作品とあって、苦沙彌先生役の仲代達也氏、迷亭役の故伊丹十三氏とか役者が揃っていてなかなか楽しめる。雪江さん役の島田洋子さんには、原作にはないシーンも用意されていたようであるけれど、それが娯楽映画というものであろう…。
 というので、岩波の漱石全集第一・二巻の「猫」を引っ張り出してきてソファーに寝転がってヘラヘラ読もうと思ったら、第一巻が見当たらず。さすがに下巻からスタートはツラい。青空文庫に補完していただくのがよろしいであろう。
 

Tags: 映画
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  Rosie兄 [ ご無沙汰しております。Casiopeaゲットおめでとうございます。当方いまだにClie PEG-T600Cを使用..]
 

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