CEOより着信。まん中の子が彫刻刀で指を切ったから見てくれとの依頼。電話口で傷の長さや深さを確かめようとするに要領を得ず。急ぎ帰りて見るに、押さえて血は止まっている傷口は、長さ1.5 cm、深さは骨には届いてないが5 mmほど。これは縫ったほうが治りが早いと素人判断、近隣の総合病院の外科にあらかじめ電話で相談の上、連れて行く。
初めて足を踏み入れる夜の病院は静まり返っている。受付を済ませ、外科処置室で茶髪Gパンのバイト当直の先生に手際よく3針ほど縫っていただく。もちろん指だけの麻酔であったが、縫うときには全身麻酔をかけられると思っていた子どもはなぜか残念そうであった。[健康]