過去から未来へ

 昨晩聴いた曲が気になって検索の結果、正解にたどりついたことはすでに補完済みであるけれど、eMusicでお試しの30秒のAmanda McBloomさんの唄を聴いて、魂が震えた。日本橋のオーディオショップで買って、始めて聴いたのは24年前。当時が懐かしいとかいうのではなく、やはりよいものはよいのである(と思いたい)。もちろん、スタヂオ録音盤も存在するのだが、筆者としてはリンカン・マヨルガ編曲のオーケストラをバックにしたSheffield版をお勧めしたい。
 もともとは、ダイレクトカッティングなので、型が擦り切れたら、それ以上はプレスできないレコードなのである(実家に保管中)けれど、まあデジタルの御代にそれでは商売にならないのであろう、Sheffield LabではCD版のGrowing Up in Hollywood Town発売中の由。それでも、eMusic.comでせめてThe Roseだけでもダウンロードしたい病が発病。お試し期間中無料で50曲ダウンロード可、というのにひかれてサインアップ。The Roseそして、The Portrait。ヒスノイズもあって、時代を感じる録音であるけれど、筆者の持っているのとは異なるテイクであるかもしれない。もりあがるところでダイナミックレンジをはみ出してしまうのは、元のカッティングの際の問題なのか、デジタル化の過程(167 kbps VBR/joint stereo)なのかわからないけれど、そんなこたぁもうどうでもいい。涙がとまらん。
 これで、あと金管のはじけるパンチの利いたThelma Houston and Pressure Cookerの「Pressure Cooker」を聴いたら…もう言うことはない。[曲]

本ブログではamazon associate広告を利用しています。