本日のplay-wish-list

 「反日分子」発言の余波で、この季節の夜はどうしてもMike Oldfield: Hergest Ridge、とくにPart IIが聴きたくなることに思い至る。アコースティックなギターのセンチメンタルな旋律が心を締めつけながら無限転調の階段を上っていく前半部。そして、「宇宙を旅するより、馬に乗っていたい」という素朴なケルティックフォークソング風の終曲まで約20分の音宇宙の旅。
 ついでにゴールデンウィークの頃、日中のほてりが日没と共に消えて冷たい風が吹く頃には、Pink Floyd: 原子心母のサイドBの「if」とか「デブでよろよろの太陽」とか、同: おせっかいの「Echoes」あたりがぴったりであることも…。いずれも、スクラッチノイズがどこで入るかさえ憶えているアナログLPしか音源を持たず、playlistには加えるべくもなし。
 さらにamazonの評を読んでみると、いまどきのCD版Hergest Ridgeは、Boxed edition (remix版)であるとの不満も複数の評者から出ている。Boxedの方がより泥臭いアレンジであったかもしれないが、中間部の女性ボーカルの歌詞が聞き取れるのは、Boxed editionのみであることから、聞き比べれば新たな発見があったように記憶する。ちなみに、Amazonの関連商品リストに、Tangerine DreamやCamelが並んだりするのには、泣ける。Tangerine Dream: Ricochetを着メロにできたりするとすごいであろう…。

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