クローズドソースソフトとしてのViX

 ところで、普段画像管理に推奨しているソフトはViXであって、これまた完成度の高いフリーウェアである。ViXに鏡像反転機能は、組み込み済み
 作者K_Okadaさんの意向で、ソース非公開の方針を堅持されているとのこと。おそらくSusieプラグインが流用できるところをヒントにSusie向けにプラグインを書けば使えるのかもしれない。
 さて、筆者は、ViXを感謝しながら使わせていただいている使用者の一人であるから、作者K_Okadaさんの意向に是非などない。「不満があるんだったら、自分で一からスクラッチしなさい(意訳)」というのも正論だと思う。
 むしろ筆者が注目したいのは、ViXの成功の秘密、というか進化・成熟の過程である。ソフトの機能が開発者一人の手に負える範囲内に収まっているということと、画像ライブラリからのスクラッチであるため、先行するライブラリのライセンスからフリーであるということであろうか。しかし、GUIの部分や機能の取捨選択については、作者のセンスが現れているのであると思う。ユーザーからの提言や希望が反映されたとしたら、まさにそこだと思うが、ご本人の口ぶりではあまり配慮されていないようでもある(?)。しかし、ライバルソフトのサイトの掲示板を読んで、そこでのディスカッションなどからヒントを得てキラーアプリを育て上げたのであるから、厳しい洗練の試練をくぐり抜けていることは間違いない。
 このへん、周りで応援団がどれだけ盛り上がろうが、結局はコードを書く人ががんばらなくては1行だって進まないわけで、ワンマンアーミーなところに自分を追い込んでいるK_Okadaさんは、ほんとにタフな人であると思われる。教訓としては、もしViXに実装してほしい機能があったら、ライバルソフトのサイトの掲示板に、「あのぅ、*iXにもない機能のようなんですけど…」と書き込んでみる、ということ?なのかな?などといらぬ考察をしているおかげで作業全く進まず。

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