帰途

 小雪はちらついていたが、ほぼ定時出発の、定時到着。福岡市内ではほとんど雪が融けてしまっていたから、これはまあ当然であろう。こういう冷え込む日はなぜだか漫遊書店に行ってみたくなるもので、天神から地下鉄に乗り換え、行ってみるが…場所の記憶が正しければ、なくなっていた。
 しょうがないので、雪の中福岡空港に発着する飛行機数便を滑走路の延長線上の歩道から眺める。以前、風下側で、夜間着陸する飛行機が頭上ほとんどすれすれを飛ぶので(←大げさだが、もともとの大きさが把握できてない上にジェットエンジンの音も半端でないのでえらくコワい…)思わず地面にひれ伏してしまったことがあったけれど、日記の記載はないが、2000年の夏、漫遊書店帰りのことである。今回はそのポイントが風上であったので、飛行機は離陸後信じられない角度に機首を立てて上昇して行って、上空20 mくらいを通過するので、ひれ伏すほどのインパクトはなし。

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