この間のコースの前半部分をおさらい

 EOS D60とともに、遮光用モルトプレンを張り替えたAsahi Pentax SVに円周魚眼レンズPeleng 8 mm f/2.8をつけて「明るい暗箱」でないことのテスト。円周魚眼というのは世界の半分を円形に切り取るのであるから、構図がどうのこうのではなく、何を宇宙の中心に据えるか、なのである。と達観してしまうと、おなじみのマクロレンズと同じく、ビッグバンの中心に向かって踏み込んで撮影する手順は一緒でも、背景の大宇宙の写り込みが痛快なのである。これまでこのレンズをEOS D60で使っていたので、その写野の上下とともに魅力の1/2.7もカットされてしまっていることを、フルサイズの35 mmの銀塩カメラで使って認識したわけである。
 Pentax SVはピントグラスが暗めで、絞り込んだ状態ではフォーカスを合わせにくいのが玉に瑕ではあるが、光線漏れテストに合格したなら、魚眼専用カメラにしてしまうのも悪くない。

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