Canon IVSbについて相談するため

 *ゴーカメラへ。シャッター幕の修理となると3万円近くかかる可能性あり、返品も可ということなので、お店の在庫を拝見した結果、差額約$50相当を支払って委託品のCanon 7 + Jupitar-9 85 mm f/2と発展的トレードさせていただく。 Canonレンジファインダーカメラの進化の歴史の7年分を約一週間でたどったことになる。IVSbのスタイリングは、いわゆる「バルナック・ライカがライバル」であるのに対して、7の方は「M型ライカがライバル」と見える。ものすごく明るく見やすいファインダーに、セレン露出計、裏蓋がちょうつがいで開くモダンなスタイル、金属製シャッター幕と、実用上なんら問題のない機能が備わっている。ただし、布幕のIVSbと比べれば、作動音はかなり大きく、全体の大きさ重さや、操作感覚などを総合するとNikon F2のミラーボックスを取り除いてライカLマウントにしたカメラとの感あり。実際にはCanon 7の方が10年先輩であるし、Canonの機械にNikonを感じるのもいかがなものかと思われるが、これが1970年代はじめの時代精神ということなのであろう。Canon 7
  大雨の中、例によって試験撮影をせんとて、川端商店街内の喫茶店でネックストラップを通し、フィルムを装填。雨模様の櫛田神社、まだ始業には早い時刻の中洲大通り、天神中央公園、天神デパート街から大名のブティック街にかけてのショーウィンドウなど写しながら帰投。人通りはないわけでもないけれど、夏休み最後の土曜日にしては少ないというべきか。梅雨の明けきらぬ今年の夏を総決算するような一日で、拭っても拭っても汗が噴きだす蒸し暑さに辟易。

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