ここのところClieを使ってみて、音楽が聴けてスケジュールが管理でき、内蔵カメラでちょいと写真も撮れるというのがなかなか便利であることに気がついた。しかし、ClieにGPSユニットをつけてナビゲーションに使おうとすると地図データも買わねばならず、かなり割高であるし、インターネット接続もかなり高いコストがつく。Word, Excel, PDFなどもいちいち変換しないと持ち込めないのがちょっと不便である。
というようなことから、ウェアラブルな大きさのPCがあれば、職場とうちではLCDディスプレイとHappy Hacking KeyboardとExpert mouseをつないで使え、PCカードなどの資産も無駄にならない、という着想にいたる。そのヒントになったのは例によって九州デジコムさんに入荷したLibretto ff 1500で、バッテリやUSB FDDユニット、Dynabook SS用純正CD-ROMなどの手持ちの機材が流用可能のように見える。だが、さすがにキーボードのキーが小さすぎて常用には耐えられないであろうし、純正メモリは例によって市場原理が働かず恐ろしく高価そうだし、SmartMediaのスロットはあまりにも将来性がないように思われる。
九デジ吉崎氏のおすすめはややサイズが大きいVaio C1シリーズということなのであるけれど、Vaio純正のFDDなど買い揃えようものなら一大散財になることは必至なり。