万代橋を渡りながら河川敷で二眼レフにて川を撮影する若い女性を観察。D60の動作はなかなかきびきびしていて、ここで撮っておきましょう、とか、ちょっと角度を変えてもう一枚とか、その先を右に曲がって…とか、D60の言うとおりに撮っていくという感じ。こういう大変高揚した気分で街中を撮り歩くというのは、実はS1proにはなかったことである。それが機械の違いなのか、ニイガタという町の特性なのかは明らかでないが。古い寺町を進んでいくと向こうに超近代的な高層ビルがそびえていて、見回せば地上げされた空き地が散在、というような町並みに、巨大な弘法大師像を発見。その背丈ビルの4〜5階分に相当。道を渡ってまじかに接近、夢中で撮っていると、若い女の子が隣にやってきてケータイで撮影。詳細をたずねられるが、こちらとてわからず。後に、もとストリップ劇場であったところを宗教団体が買い取ってお寺に改装した由、ジモッティから聞く。
夜明け前に一雨降って、空気はかなり寒し。空は雲がせわしなく流れ、さーっと晴れたかと思うとまた暗くなって時雨れたり。その光に魅せられ、高揚した気分であちこち撮って回る。結構立派なサイズの広角ズームつけっぱなしだったため、変なカメラマンおやじに見えたのか、交差点の信号待ちの人ごみの中で向かいのお店の看板など撮っていてもそれほど痛い視線は感じず。
