営業が終わるともうあたりは暗い。

 これは読み通りで、追加で注文した広角ズームの他に、ちゃんとAuto Nikkor 50 mm f/1.2という、旧式ながら一番明るいレンズを持参している。この生まれてはじめて買ったレンズは、構造上S1proでは使えなかったので、これをアダプタを介して使えるというのがD60のメリットである。
 結局、営業先からの復路の中間あたりでタクシーを乗り捨てて、道をへだてて向かいのショーウィンドウの花嫁衣裳のマネキンさんを撮ろうと思って後ろを見たら、廃業したブティックのガラス窓からがらんとした室内にトルソーマネキンが放置されているのを見つけ、これがファーストライトとなる。
 その後、道を渡ってマネキンさんも撮影。明るいレンズなのでフォーカスはシビアに合わせないといけないが、比較的早いシャッタースピードで使えるところがよい。
 というわけで、数枚撮影して特急バスに乗り込む。

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