頭脳移植の可否は?

 忘れた頃に治療費キックバックあり(CEOがここを読んでいるかもしれないのでその額面の詳細書くことあたわず)。それを握りしめて、九デジうぉっちゃ氏ご推薦これを売約に。メモリにもバッテリにも不安はあるが…それより、XGAで64k色ってロケの時の撮影データチェックには「かなり」難ありではないだろうか。とか、逡巡しながらもドライバアップデートをダウンロードして解凍。ああ、宿題からどんどん逸れていく。
 昼食休憩中に台風接近に伴うにわか雨の間隙をついて引き取りに。さすがに小さい。A4ノートとB5サブノートの違いとはいえ、体積比にして3倍強、重量比では4倍ちかく違いそうで、OmniBookに慣れた手には軽すぎて頼りなく思われる。
 移植手術は、まずOmniBook Xe2でMeをインストールテスト後外してある6.4G HDをDynaBook SS 3410に装填して起動するかどうか試し、うまくいきそうならばXe2から40G HDを摘出、本移植へと進む。
 ということで、はなはだeasy goingではあったが移植終了。DynaBookは、HD交換のために外すのは背面の6本のネジのみで、上面エプロンが開けば、小基板を脇にどけるだけなり。IBM ThinkPad 220, HiNote Ultraシリーズ、ThinkPad 360/540, Let's Note S51, Portege 3310と開けたうちではもっとも難易度の低い設計である。
 読み通り初回スタートアップ時にハードウェアチェック→不明のデバイスドライバの読み込み→再起動を繰り返すが拒絶反応はなし。一旦立ち上がってしまえばPCカード、USB CD-Rなど挿入すれば従前の設定が完全に活きているのにびっくりするばかり。キータッチはイマイチなれど、住み慣れた環境そのままなるは大変に心地よし。
 OmniBookの方は、外しのHDを戻したところ、妙にドライバ読み込みがかしましい。それでもちゃんとドライバセットのCD-Rで復元を完了したのだが、ハードディスク容量が2 GBなのに一驚。実はそれは中古VaioのHDにすりかわっていた(全く記憶にないけれど)。ともかくなんとか工面できたプレゼン用マシンを引き渡す。不思議にも全く未練を感じず。前にも感じたことなれど、愛着があるのは、ノートPC本体ならず、住みやすく整備したソフトウェア環境そのものなり。

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