ますむら氏のコミックスをリアルタイムで追っかけることはもうできない年齢であるけれど、「この感情（どんな感情かはここでは述べず）の深い者だけがこの星の重力を超えるんだ」と言った最後のキメの科白に思わず心を揺さぶられる年齢にはとりあえずひっか…

帰りに丸善＠天神で、講談社から、埴谷雄高：死霊が文庫版３分冊で出ているのを手にとってしばし考える。 高校２年の時、「死霊」が出版された時に朝日新聞の３面下に出た広告は、おそらく杉浦康平エディトリアルのものであった。であったと思うが、その当時…