PA設備の不具合で見えてきた二つの自由

 聴衆に忍び寄る眠気を振り払ってプレゼンをうまく進めるのに、(内容や構成はさておき)声(の量と質と)が大事だと思っている。
 ところが、白いアサインメント案件のプレゼンは、10分の休憩時間をはさんで続いていくため、朝イチ昼イチならともかくワイヤレスPAユニットのバッテリが途中で切れてしまう。これが大いなるストレスになっている。また、ワイヤレスユニットの外付けピンマイク端子にどうしても筆者のTED風マイクのミニプラグが入らないのも、さらに気分が高揚しないポイントになっている。

 備え付けのアンプユニットには、ワイヤレスマイク(UNI-PEX社製品解説ページの表記にならえば「舞子」)が2系統使えて、そのほかにワイヤードマイク(3極大形単頭ジャック)を持ち込めば1系統から入力でき、また、LINE入力2系統(1は3極大形単頭ジャック、2はピンジャック×2)が使えることがわかった。マイクをPCにつないでBluetoothでレシーバーで受けたのを入力できるかもしれない。

 まずは試みに、ステレオミニプラグ(メス)⇒ステレオ標準プラグ(オス)変換アダプタと7.6 mのミニプラグ延長ケーブル
を買って試してみることにした。

 ワイヤレスユニットのバッテリを自前で管理するもう一つの解は800 MHz帯のワイヤレスマイクのユニットを自前で用意することである。 
 7.6 mのケーブルにつながれない自由と、毎回バッテリをきちんと充電していかなくてもすむ自由と、あなたならどちらを選ぶだろうか。
 

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