持ち歩かないモバイルマシン、机上に置かないデスクトップマシン

 二枚のMacbook Air 2017にchromeOS Flexを入れたりMontereyを入れ直したりしているうちに夏が終わってしまった。実はMacbook Pro 11,3を安く調達して、ずいぶんと重いのを持ち帰って、retinaディスプレイの美しさに舌を巻きながらchromeOS FlexLinux環境の設定など試して過ごした夏の日もあった。
 しかし、筆者の年齢では持ち歩いてモバイル運用するには重すぎ、事実上デスクトップマシンとせざるを得ないのが問題であった。手持ちのThunderbolt to HDMIケーブルでデュアルディスプレイHDMI接続できるこの年式は、デスクトップchromeOS Flexマシンとして使うのに好都合に思えた。ただし、もう一つの問題ーバッテリが膨張してタッチパッドが押しかえされてクリックできないことが決め手となって返品をお願いした。
 それで、返金額に少し手出しすると、バッテリが膨らんでいないMBPが買えるというところまで話が進んでも、買い直す方向の衝動はすっかり冷めてしまった。
 その気持ちを少し掘り進めると、店頭で見かけた中古M1 Mac miniが深層心理に作用しているようなのであった。先代のデスクトップマシンはMac miniで、地味ながら10年近くしっかり働いてくれた。男の隠れ家でタンスの上の4Kプロジェクタの横にMac miniを置いて、85インチ相当の壁面スクリーンにデスクトップを投影し、音声入力とFLOWマウスとで使うと、寝落ちするまで執筆できる環境に近づけるのではないだろうか。
 と考えたところで、mfblitzさんが以前M1 Mac miniを買ったことを書いておられるのを思い出した。最近書き込みが少なくさびしく思っていたが、参考にしようと拝見したら、再開初日の書き込みにめぐりあう。
 後日記(2022-09-05)>山梨大西崎研のブログを拝見して、M1 Mac mini搭載のGPUが、数値計算機械学習ライブラリのパッケージに依存するQiime2にも(M1Max MacBook Proほどではないにせよ)大いに威力を発揮するのではないか、とワクワクしてきた。
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