e-Taxによる確定申告

 わずかばかりの講演料と、一体どれだけ歯医者通いしとるんだこの家族は!?というくらいの医療費があるので、確定申告に着手。
 まず昨年調達した住基カードリーダーが見当たらず。散々捜して見つからず、ぼそっと「しょうがない。◯マダ電機でもうひとつ買ってくるか…」とつぶやいたらCEOがどこかから見つけてきた。さすが、主婦の金銭感覚は、想像以上に潜在記憶を活性化させるものと見える。
 続いて入力。このあたりは順調である。わずかばかりでも雑所得があると、必要経費が計上できて大変な幸せである。デジカメの領収書もほどなく見つかる。
 それで、いざ送信となって、利用者識別番号と暗証番号を入力しなければならないのであるが、そういえば住基カードになんかはさんであったようなおぼろげな記憶しかない(実際には、はじめて国税電子申告・納税システムにブラウザでアクセスして登録するときに設定されるものであった−後述)。
 それで、Twentyfourなみの息詰まる展開で、Google Desktopで昨年の申告ページキャッシュから利用者識別番号の方はなんとか回収に成功。ところが、暗証番号の方は手当たりしだいに打ち込んでとうとうエラー回数が限界を越え、本日はアクセスできない状態となる。もし思い出せなければ再設定しなければならず、その場合は、Q&Aによれば再設定の申請をして、担当部局の担当者の作業後に通知が来るということである。「電子申請の場合は、1秒でも期限に遅れると申告遅れになるので、日にちが迫っている場合にはプリントアウトの提出を考慮してください。」などと都合の悪いことは全部コンピュータのせいにするようなこわい勧告が書いてある。やっぱり今年は紙焼き提出か…となかば諦めかけていたが、結局問題の「利用者識別番号等の通知」ページのキャッシュは、Google Desktopで会社の基幹PCの年度ごと書類フォルダで発見された。そういえば、Dropbox経由で申請書類一式を移動させたことがあったな、という気がする。
 それで、こういうミッションクリティカルな書類はEvernoteに入れておくのに限る、と気がつく。これで来年は少なくともリアルな本棚や書斎(という名の倉庫)を探しまわらなくてすむわけだ。ありがたや。[Google]

本ブログではamazon associate広告を利用しています。