目的地は、例のスパコンの付帯施設である。
まずは地下鉄でJR博多駅に移動。時節柄修学旅行編成ののぞみを見送った後、乗車。のぞみは、喫煙車両がなくて、通路の脇に2人が肩身の狭い思いをして喫煙できるブースが設けられた場所が2か所程あって、のぞみの16両編成の車両で一度に喫煙できるのは8人のみという仕儀になっている。以前新幹線で帰省していた頃は、禁煙車両が1両だけで、それ以外の車両では煙草で煙っていたことを考えるとこれは大変良いことである。と喫煙者の筆者でも思う。
地下鉄、ポートライナーを乗り継いで到着。
このあたりははるか13年前の頃義妹の結婚式の時に宿泊したことがあるのだが、たしか関空から高速艇でポートアイランドに上陸してみるとまだ仮設住宅が残っていたことを思い出した。
医療センター前駅に到着して、お昼ごはんの時間の余裕がないためコンビニでなにか買ってすませることにして、広場に実に立派な彫刻があるのに気がつく。前回来たときにはペンペン草が生えていた、埋め立て直後の荒野が、いまやバイオメディカルコンプレックス経済特区(?)になって、しかも二駅向こうは神戸空港という、なかなかとんがった場所になったわけであるが、この彫刻は、その場所にさらに文化的な意味を与えていた。同行者がいなければ撮影していたところであるが、果たして再撮に訪れる日はあるのだろうか。
コーヒーブレークをはさんで日没の頃まで興味深いお話をうかがった後、経路を逆にたどって帰宅。