昨晩はSDHCカードにゲタをはかせてデジカメで作働するのを確認しているうちに寝てしまった。もちろん首尾は上々で、デジカメは8 GB SDカードを入れたゲタを予想通り8 GB コンパクトフラッシュとして認識した。基幹ノートPCへのデータ吸い上げは、従来通りSigma APO system: 31in→1 USB2.0 card reader/writerで行うことが可能である。思えば、この2000円のUSBカードリーダーの購入が、実に隠れた技術突破になっていたのである。
2 GBのSDカード4枚分の画像を1枚のカードに取得できるようになったわけである。カメラ側では(筆者の使用条件では)撮影可能枚数1743コマと出る。35 mmフィルムに換算すると200 ftを越えている。長巻2缶に相当するわけで、筆者の普通の使い方ならよほど撮影がはかどる日でもなければ一杯にできない容量である。そういう意味では、16 GBや32 GBのSDHCカードの値下がりを待つまでもなく8 GBの予備をもう一枚持って撮影に行けば何の問題もない。むしろそんなに撮っていては基幹ノートPCのハードディスクがパンクしてしまう。そういう意味で、次のステップは転送速度が速く、容量の大きいSATA規格のハードディスク内蔵もののノートPCに切り替えるということだ。
それにつけて思い出されるのが、iosysさんの店頭で見たSDHCカード6枚を内蔵して最大192 GB(32 GBx6)のSSDを作るキットである。32GB SDHCは一番安いものではなくて、ある程度読み書きスピードの速いものをロットを揃えてしまわないといけないようであるが、その価格は16,800〜32,000円(kakaku.com調べ)なので、約100,000〜200,000円で192 GBのSSDが作れるというわけである。ちゃんとした製品としては256 GBのものが相場70万円、128 GBのものが17〜30万円くらいなので、今しばらくは生産量の多いSDHCカードの価格の下がりの方がSSDのそれよりも大きいと予想されるので、このキットは今後ますます買いなのかもしれないなどと考えているうちに寝入ってしまう。
後日記:現行の基幹ノートThinkPad T40では、ハードディスクはIDEなので、SATA規格のPhotoFast CR-9000に置換するのは無理である。同じく憧れのThinkPad T43pにおいても同様のようである。また、安価で高速のハードディスクを調達するなら、1万円ちょっとの高速回転(7200 rpm)320 GB SATAが旬である。[no-spindleNotePC]