宿舎に預けたピギーバックをピックアップして近鉄の駅まで出て、さて空港直通のバスを待つか、それとも近鉄ー名鉄でとっととセントレアに行ってしまうか、検討する。
荷物が重いので、バスに放り込んで空港まで寝ていればよいのは魅力的なのであるが、出発まで1時間待たなくてはならないし、到着予定時刻は予約している最終便離陸の30分前である。途中事故で高速が詰まったりするとエラい目にあいかねない、と考えてリスクの低い経路を選択。
名古屋で近鉄特急から名鉄にトランジット。それでもしめて2000円かかるのであるから、伊勢湾クルーズして3400円というのはそれほど高いわけではなさそうである。
名鉄特急の中で、大極拳の合宿帰りのおばさまと隣り合わせて話が弾む。常滑まで、というので大学時代の下宿の先輩がINAXに就職したことを思い出すと、そのおばさまも若い頃はINAXで働いていたとおっしゃるのであった。今度来た時は常滑で途中下車して駅前から「やきもの散歩道」にいらっしゃい、と教えていただく。
1912時に中部国際空港駅に到着。どうにもスーツではくつろげないのでトイレを借りて普段の通勤服に着替える。バゲジチェックイン、セキュリティチェックインをくぐって搭乗口についてみると、mobilepointが使えるのである。早速無線LAN接続を試みるが、こういう肝心なときにユーザー名とパスワードがわからない。無念である。とはいっても、すぐに搭乗開始のアナウンスが始まって、B737-500に乗り込んでしまったので口惜しさは中くらいなり。昨晩眠れないつれづれに転送しておいた曲をiPod touchで聴きながらうとうとしているうちに、定刻より早めに福岡空港にタッチダウン。後は、地下鉄にバスを乗り継いで帰宅。