昨日の理系の某嬢の影響で、国立科学博物館にお邪魔して、鉱物採集家の間では超セレブな櫻井欽一博士のコレクションがオンラインで拝観。これは素晴らしい。もう少し標本が拡大して見られたらよいのに…と思って、奇跡の出版物「日本鉱物誌第三版」を日本の古本屋で検索してみる。平成13年に、CD-ROM付で復刻版が出ていて、2万円弱のお値段に、ついふらふらとクリックしてしまいそうになる。鉱物はデータベース化というか、CD-ROM化しやすい対象であるなと、ちょっと感心。
鉱物採集には、道なき道を登ったり降りたり、ハンマーで肩が壊れるくらい叩いて叩いて、リュックに担げないほど詰め込んでよろよろ帰ってきて、その後もアブに刺されたあたりのリンパ節が腫れる後遺症に悩まされたりするという楽しみもあって、こちらはオフラインでなければ体験できないわけであるが…。[地学]