クルト・マズア指揮、ライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団:ムソルグスキー作曲(ゴルチャコフ編曲)展覧会の絵

  昨日のskyA+のクラシックの時間は、ハイドン交響曲集であったはずなのに、なぜか《展覧会の絵》が2本連続であった。1本目が、クルト・マズア指揮のゲバントハウス管弦楽団によるもので、会場のライプチヒのきんさんぎんさん姉妹に感心したりしながら大概こんなものだろうという予想で視聴しているうち、期待をよい意味で裏切られ、EL&P盤をはじめて聴いたときのような一種尖鋭的な感覚に興奮を覚えたのであった。あとで、これがよく演奏されるラベル版とは異なるオーケストレーションであったためとわかる。DVDが出ているくらい有名な「もうひとつの」《展覧会の絵》であるようで、得した気分。

 そうなると後半のふつうの《展覧会の絵》が、イタリアの美人ハープ奏者3姉妹という見どころもあるのに、なんだか面白くなく聴こえてしまうのが、なんとなく申し訳ないのであった。[音楽]

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