かねて療養中であったjupitarの偉大なる大将軍様に拉致監禁され、夕刻から日付変更線を越えるまで強制労働。どうにもやるせない気分で帰ってきて、ドアノブのところにamazon.co.jpからのメール便が下げてあるのを発見。待ちに待った、Tagさんの新譜なり。
このアルバムが、当節流行の癒しの音楽を意図したものではないのであろうが、そういう落ち込んでいる時に聴いた、オープニングのMusic roomの優しいサキソフォーンn重奏には正直救われた。続いてSpeakでは、ピアノとパーカッションのエネルギー感あふれるイントロに導かれて、のびのびと歌うサックスに励まされ、希望のわく思い。Footprintを聴く頃には、尖ったリズムにすっかりノリノリで、やったるでぇという気分になっている自分がいる。続くCry Baby!の完成度の高さは、だん・しーげるを越えたといっても過言ではあるまい。俺が吹かなきゃ…というような気負いというか余分な力が抜け、かと言ってトンガリがなくなって丸くなったわけでもなく、何というか余裕や貫禄さえ感じられるのだ。sky.fmのsmooth jazzで流れたら、世界中に同時多発的にファンが増えるであろうと、つい想像してしまうのであるが、そういうプロモーションはいかがでしょう?。そうなると、ライナーノートの英語版が必要になるなぁ…。Sad Fine Dayでは、(K. Abeさんおっしゃるところの)「ペロペロと」したTagさんらしいソプラノが聴ける。以下後日。
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櫻井たかる [ 私の今回のCD感想は、同人誌用に取っておこうと思ってます(^^)/ 春に「Tagっち入門本」として発行予定。Tag..]
やぢを [それは一家に一冊ですね!]