新宿カメラ中古市場にて


 Kilfit macro-kilar 4 cm f/3.5と日本光学製一脚を購入。
 マクロキラーというシャープなネーミングのレンズは、実はちょうど1年前からショーケースの同じ位置にあって、気になっていた。そのときには、明るいYashinonを購入したし、4月にも所在は確認したが、食指動かずであった。9月にマクロレンズ買いたい病が発病した際には、焦点距離が短いことで選に漏れた。もしずっと売れ残っていたのだったら、それはおそらくマクロキラーのなかでも1/2倍までしか寄れない人気薄のタイプであったことに原因があるのであろう…彼女は一年前からずーっと待っていてくれたのでは?などと擬人法で考えはじめるともうダメである。ショーケースから取り出してもらって、絞りの羽根の枚数が多く、いわゆる真円絞りなので、これはぼけ方がきれいであろうとうっとり。さらにD60につけると機構上1.6倍上乗せされ、0.8倍まで寄れる計算になるので、拡大倍率としても問題なし。これで、マクロレンズが、40 mm, 60 mm, 125 mmとシリーズ化されたわけであるが、軽くてサイズの小さいこのレンズなら、常用標準レンズとしてつけっぱなしでもよいわけである。
 一脚のほうは、いまどきのカーボンファイバー製のものと比べると少し長すぎるが、もっともお気に入りのカメラであるNikon F2と同時代のものと聞くと買って一生モノにしなければ気がおさまらない。 こういうのを新宿の人込みの中を持って歩くと、警棒マニアと間違えられたり、職務質問を受けそうでもあるが、これは筆者の自意識過剰と言うべきか。

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