大抵のところで逆に花が見つからぬ時期なり。

 6月から8月にかけて、実は花の写真が撮りにくくなる。ツタがはびこり、ツルを巻きつけて他の植物を締め上げ、葉も開かせない。この寄生力というかずうずうしさには呆れる。
 例の連続不審火事件のこともあって小田部大橋でターン、遡上する途中、外環室見橋付近の堰で社内売店経営のご夫婦に出会う。ご主人がラジコンの船を川で走らせており、細君が仲睦まじくもそれを堤から見守っているという構図。しばらく手際のよい操船を見せてもらっているうちに、通りがかりの初老の男性にマウンテンバイクの装備のことで声をかけられる。カメラバッグを積むため、工夫を凝らしてあるのだが、「よく見かけるのでいつか聞かなければと思っていた」そうで、恐れ入る。毎週ほぼ同じコースを走っているから、こちらはそれと認識しなくても見られているのである。

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