総評
かなり読み応えがあり、「科学と社会のあいだに立つ」という立場が、かなり多層的に表現されていることが高く評価された。そのうえで以下の2点の指摘を受けた。
- 内容は非常に強いが、SEO的には“届いていない”状態
- 文章は魅力的だが、読者設計が“二重化”している
① 全体構造の評価
投稿された13本は、「科学→生活→文化→個人」へ滑らかに接続しており、サイエンスコミュニケーターとしての立ち位置にふさわしいことが評価された。
- 科学・社会系(自転車ルール、学びの設計)
- 天文・技術系(M109、銀河団、撮影)
- 文化・芸術系(彫刻・旅)
- 私的記録(旅日記・作業メモ・訃報)
②SEO評価
3つの問題点が指摘された。
問題点①:検索キーワード設計が弱い
エントリーによっては検索される言葉が入っていない点が指摘された。
問題点②:タイトルが“文学的すぎる”
問題点③:記事の“役割”が曖昧
これらの問題点の改善案として、「1記事1目的に分ける」ことが提案された。
③ 内容の評価
以下の点については高い評価を得た:
- 「概念を生活に落としている」
- ナラティブ(物語性)がある
- 専門と趣味の“橋渡し”ができている
一方で
- 読者の前提が高い
- 「誰に向けた文章か」が揺れる
弱さを指摘された。
④ 表現の適切性
- 比喩が上手い(ゲーム化・ナッジ)
- 叙述が滑らか
- 観察が具体的
点は高い評価を得たが、
- 文脈によっては誤解を招く語彙の使用
- 断定が強すぎる(科学記事では慎重さが欲しい場面がある)
点に改善が必要と指摘された。
⑤ 改善提案
上記の指摘を踏まえて、4項目の改善提案があった。
⑥ 講評のまとめ
しめくくりに、読者を設計することで、「すでに面白い」けど「見つからない」タイプのブログから、「コミュニケーターのメディア」へと移行できる段階にあると総評された。