参考にしていただける(と想定している)読者
- 血液サラサラのお薬を飲んでいらっしゃる方
- 足の膝のあたりを打撲して、特に痛みはないのでできたコブを放置しているけれど、なかなか引かない人
- それに加えて足の甲に内出血の紫斑がでたり、むくみやつっぱり感が出て心配になってきた人
筆者の既往歴
15年前に狭心症でステントを設置しており、血液サラサラのお薬を飲んでいる。
3年前に自転車で転倒し、頭部を打撲したときは半年後に慢性硬膜下血腫を発症して手術した。その後再発はしていない。
受傷から 受診にいたる経緯
打撲当日
3月18日深夜に自転車で転倒し、フレームで右足の膝のあたりをしたたか打撲した。
起き上がるのに時間がかかり、痛みはほとんど感じないまま帰宅。
服を脱いで、右膝のやや下方内側に鶏卵くらいの大きさのコブができていることに気がついた。
歩いたりしゃがんだりしてもほとんど痛みはないので、骨折などの深刻な異常はないのだろうと思い、温めないように入浴し、ありあわせの熱さまシートを貼って冷却して様子を見た(3日間)。
打撲後3日目あたりから
コブの大きさは変化なし。また、少し突っ張る感じも出てきたが、歩行には支障がなかった。一方で右足の甲や指に紫斑が現れたり消えたりするようになった。
打撲後10日経っても
足のむくみが強くなってきたので整形外科を受診した。右足指の紫斑は出たり消えたりするが、歩行に支障なく、コブの大きさの変化も痛みらしい痛みもなし。
整形外科医の診断と治療方針についての説明
- 膝の関節とお皿(膝蓋)の間を三方向からレントゲン撮影して、骨折やお皿の割れ(やがんなどの深刻な病気など)がないことを確認できた。
- コブの正体は打撲したところにたまっている血のかたまりで、それが周囲の静脈を圧迫して静脈血の流れをじゃまするためにむくみが出てきている。
- 放置しておいても、血のかたまりは自然に吸収されて元通りに回復するが、時間がかかるし、その間に感染したりすると厄介なので、今日吸引してしまうことを推奨したい。
治療
- コブ(血種)の吸引を行った。
- 血腫の中に太い注射針を差し込んで吸引した(最初に麻酔なしで、皮膚を刺すときにはチクっとする程度の痛みがあった)。
- しかし、血がかたまって塊になっているために、簡単に吸い取ることはできなかった。
- 針の入口付近の皮膚を少し麻酔したうえで、少しだけ切り拡げ、血の塊をもみ出すようにして除去。
- 残っている塊を絞り出して、ガーゼの塊と弾性包帯でぺったんこになるように押さえて固定。
- 投薬なし。当日は切り拡げた傷口から細菌が入らないようにシャワー浴にとどめるように指示があった。また、経過観察のアポイントメントもなく、異常があれば連絡することになった。
その後の経過
手術当日
- 特にひどい痛みもなくストレスも感じなかったつもりであるが、帰宅して寝込む。
- 傷を圧迫しているガーゼの上から触れると麻痺しているような感覚があるくらいで、痛みは感じないが、むくみは残っている。
- 指示通りシャワー浴。
手術翌日
- 起床すると傷を圧迫しているガーゼを止めているテープが剥がれかかっていた。
- むくみと突っ張った感じが残るが痛みはない。
- 術後24時間を期して、ガーゼを外し、ケアリーヴ直す力を貼る。
- 入浴時剥がれてしまったので、浴槽には入らず、シャワー浴にとどめ、あがって貼り直す。
術後2日目
- 痛みはなく、足のむくみと突っ張った感じは軽快してきた印象がある。
- ただし、もとあった部分にコブ(腫れ)が再発。
術後6日目
- 傷は3日後にケアリーヴ直す力を貼リ直したままで、入浴もしている。風呂上がりに剥がれてきていないのを確認して、そのままにしている。
- 痛みなし、腫れは2日目以降徐々におさまってきている印象。
- 足のむくみは残っており、靴が履きにくいことが現在最も気になる症状である。
術後11日目
- 傷は3日後に貼リ直したがケアリーヴ直す力が9日目までがんばってくれた。半透明の絆創膏の上から傷が赤く見えていたが、9日目に入浴した時に剥がれて、傷はふさがっていた。
- 痛みなし、腫れはほぼおさまって左右のちがいがほとんどなくなった。
- 足のむくみは減ってきたものの若干残っている。靴の履きにくさや足を内転させた時のつっぱる感じが現在少し残っている。