筆者が発掘したTS式40 mm屈折赤道儀H型には、極軸望遠鏡がついている。

これで北極星を目印にして、少しだけ離れたところにある天の北極に正確に赤道儀の回転軸を合わせると、天体の動きをフレームに納めたまま追尾することができる。
その時に天の北極からみて北極星がどちらに周回しているかを割り出して、極軸を出すために地方恒星時が必要になるという。
購入時(1978年頃)の使用説明書で説明されている方法は、天文年鑑に掲載された値から、知りたい時刻、経度をもとに計算するやり方であるが、それから50年も経過したいまどきのアプリなら、天文年鑑がなくても計算できるはずと考えたところ、高精度計算サイトでUTC2LSTを見つけた。これで最初の何回かは手間取っても、赤道儀で簡易的にほぼ同じ写野をキープしながらアストロトレーシングでトータル60分程度かけて撮像することを期待しているが、この時期空模様は不安定で、今夜も雲が多い。
後日記(2025-09-08)>国立天文台>暦計算室>暦象年表>グリニッジ恒星時を利用すると、グリニッジ恒星時+東経経度でチホーコーセージを求めることができる。
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後日記(2025-09-15)>さらに、極軸望遠鏡を用いた極軸出しのためには、北極星の時角(チホーコーセージから北極星の赤経を減じた値)を、釣り道具屋さんでもらえる潮汐表のようにまとめておくのが便利であると気がつく。