《道との遭遇》は、毎週楽しみに、引き込まれるように観ている教養番組(CBCテレビ制作、当地ではRKB毎日放送で放送)である。
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ほぼ同じような内容体裁の番組に《*ラタモ*》がある。もし仮に、ハードディスクの空きスペースが少なくなって、どちらかを一旦消去しなければならなくなったとしたら、申し訳ないが、筆者は迷わず本番組の録画分を残す道を選ぶだろう。
何度リピートしても新鮮に感じるあくなき好奇心とおそるべき野次馬根性を体現したような「理屈抜き」の面白さの根源はどこにあるのか?
自己アピールされている「変化球目線の深堀り」とは異なるかもしれないが、最初はいわゆる案内役の道マニアの方が、とんがった関心でアシスタント役やカメラクルーをぐいぐい引っ張って番組を作っていくスピード感の心地よさによるのだろうと考えた。また、「リクツじゃない」と思われがちなものを理屈に落とし込む技があればエンタメになる番組構成の妙も魅力だと思われた。
しかし、それでもまだ面白さの1/10も解明できていないようなモヤモヤ感が残った。
石井あつこさんが案内役で登場された回もあったことを思い出し、2005年1月から放映された《廃道アドベンチャー》(mondo TV)にご出演されてからもう20年、石井さんが道マニア(オブローダー)として生真面目に探求を続けておられることを考えるうち、不意に、この番組では、実はまったく別の「道」*1について語られていることに思い至った。
廃道であってもぬかるんでいても藪漕ぎしてでも「道」を極めようとする伝統の様式美は、沼に足を取られることに擬える類似番組でも、割と似た内容を探求する《*ラタモ*》でもほとんど感得できない。
『道マニア、「道」を語る』これがこの番組の面白さの本質だと思われてきた。
後日記(2025-07-22)>本日到着。これこそオブローダーのための《南方録》であろう。 後日記(2025-08-22)>TBS《ララLIFE》で、《真矢ミキ、滝行でララLIFE》を視聴。放送大学「英語で「道」を語る」では取り上げられていなかった『修験道』もまた日本古来の「道」であることを認識した。

