地域の名品手土産をさがせ

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 いよいよ出発が近づいてきた。
 鶏卵素麺をいくつ買っていけばよいのか、叔母に電話で探りを入れて、自転車で10分くらいのところにある石村萬盛堂支店に買いに出かけたら、予約注文販売扱いで、現品在庫があるのは本店か博多駅土産物店街のお店だけとのことで、 地下鉄七隈線で天神に出る。
 大丸地下2階の和菓子売り場萬盛堂コーナーでも予約以外の取り扱いはないと言われ、地下街を通り抜け、オークラ大飯店向かいの萬盛堂本店に向かう。在庫ありと聞いていたこちらでは本日売り切れ在庫切れであったが、博多駅マイング店に在庫確認していただき、取り置きを頼んだ。
 受け取った帰りに博多銘品蔵 博多口店をのぞいてみると、松屋利右衛門のコーナーがあった。切れ端を集めたのを家族用に2パック購入。
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 クレジットカード利用で地下鉄が一日640円で乗りホになるのをいいことに、途中下車して東長寺にお参りしたりしながら天神に戻ってきて、今度はコアントローリキュールを探索する。
 天神地下街KALDIでは、オレンジ風味の製菓用のリキュールをスベリ止めに押さえておく。大丸、三越の食品売り場には、お酒売り場はあってもコアントローは売っていない。しかしながら「あそこにはあった」という店員さんの証言を頼りに岩田屋にたどりつく。教えてもらった通り、和洋酒売り場の一番奥にひっそりと製菓用(?)リキュールをまとめた棚があって、コアントロー350 ml瓶を確保。さらにその横の売り場には「元祖鶏卵素麺松屋」の鶏卵素麺も売っていて、『岩田屋の地下2階食品売り場の一番奥で全部そろうっタイ』という、さすが老舗の心意気に心酔したのだった。

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