点いていたテレビで観ていたNHKのど自慢に最初に登場した京都市の「タンパク質を研究している大学生」が着用しているTシャツの柄が、シグナル伝達の模式図であるのに気がついた。
10年前には当時隆盛のApplied Biosystems Incのロゴグッズを集めて悦に入っていたものである。Cell Signalling Technologyは、その頃創業し、今や10周年記念の大感謝祭をされていて、ロゴTはそのMLリスト勧誘の景品の由。
細胞内シグナリングはこの30年細胞機能研究の中心にあり、シグナルの経路をたどりながら心を熱くした若い頃の筆者なら是非もなくTシャツを貰おうとしたに違いないのだが…
すでにモノクローナル抗体では調べられないネットワークに興味は移ってしまっているということだろうか。
