Scrivenerでの執筆

 直接関係はないが、木村泉先生のワープロ入門系の岩波新書2冊を古書で買って、パラパラと見ながら作業を続けているうちに、木村先生の霊力というわけではないだろうが、Tree 2で直感的にやっていた作業が、Scrivenerでも同じようにできることを会得した。
 というので、比喩的には少し大きな机の上で、さてどういうストーリーで組み立てようかと章ごとの原稿用紙の束を並べかえて推敲したり、こういうストーリーでいこうと章のタイトルだけ決めておいて中身をふくらませていったり、どちらか一方でも両方併用でも自由自在にできるということになった。ホームページでは、「木からでも森からでも」と表わしているようである。30日のお試し期間が終わったら買ってもよいのではないかと思いはじめている。
 ただし、iOS版やWindows版は必要だろうか。iOS版は、Siriがどのくらい口述筆記してくれるかということになるのであるが、筆者にとってはまずSiriの住んでいるiPadを購入するところから始めなければならず、これはかなり予算がかかる。いずれにしてもpad系端末のディスプレイは、全体のストーリー展開をWYSIWYGするのには狭すぎるに違いない。どうせそういうことなら、androidOPML形式でエクスポートできるアウトラインプロセッサを使って作業するのではどうだろうか。Windows版は、単独で買ってもmacOS版とあわせて買ってもお値段的には変わらないので、将来どうしても必要になった時に改めて考えることにしておこう。

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