恩師の講演会

 オサカで大学生活を送っていた頃に、憧れた学問がバイオケミストリーであった。
 その頃の実験ノートが実家のライブラリから出土して自炊したのであったが、その頃研究室のみなさんが統計ノートを使われていたことや、謄写版のプリントが明るめのブルーのインクで刷られていることを懐かしく思ったのだった。
 当時の教授が講演にお見えになるとうかがい、慌てて粗菓を持参して聴講にうかがった。
 冒頭、1956年高校生の頃に「自然」誌(中央公論社)に掲載された論文に憧れてバイオケミストリーの道を志すようになったとうかがい、「自然」誌が、当時の進んだ高校生を(少なくとも)2人刺激したことに気がついた。
 

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