CEOの財布は、筆者が17年前の誕生祝いに岡山駅前の高島屋で購入したルイヴィトンのものであった。その購入価は既に記憶の外であるが、そう安くはなかったはずである。かなり擦り切れてしまったので、お知り合いの友人の質屋さんのセールに行って開店直後にお店に入って最初に目の合った同一ブランドの類似デザイン品を安価に購入してきたというのである。3年前にディスコンになったもので、新品同様品のネット価格と比較しても適価であった。
というのに刺激されて、ゼロハリバートンのトートバッグなど見てみるのだが、中古市場で布製のゼロハリは随分だぶついているように見える。反面ジュラルミン製アタッシュケースは売れてしまった後のセールスレコードしか見つからない。ブランドのイメージとして、ジュラルミン製アタッシュケース以外にはありえないということの反映であろう。2年前に購入したゼロスーターと同じテイストのEシリーズで、最も深い5インチのマチのあるE5-SIこそをと思い定めぬるに、中古品は見つからず。