モンスーンの襲来でやっと夏らしくなってきた。8週間ぶりに散髪屋さんに行く。お店の名前が変わったのは前回のトピックであった。しかし、「バリカンを持ったまま昇天するのが本望」とおっしゃっていた(名前が変わる前のお店の)店長さんが、女性アシスタントお二人と営業をしておられた。筆者が入った時にはお客さんは一人であったが、筆者を皮切りにあれよあれよと待ち行列が伸びて、最終的にはチェアーが5台埋まって、一人ソファー待ちであった。筆者の集客力はなかなかのものである。
こういうキューをどうさばくかを、プロセスのスケジューリングになぞらえると、スタッフ3人がカットする人、シェーブする人、洗う人に機能分化しているので、この3つのプロセスをパイプでつないで順次実行していくということである。筆者は混まないうちに入った分プライオリティが高く、それぞれの担当者の交代時期に少し待ち時間があった程度であった。それも、シャンプーする若い女性は2回洗ってその後リンスしてくれて、申し訳ないほど手抜きしないのに好感を持った。確か先代のお店の末期には、リンスインシャンプーで1回洗うだけでプロセス終了というのが定着していたことがフラッシュバックした。