Tumi Alpha East West Totebag 26197

 本日到着。遊び人ふうなところのない堅実な作りのビジネスバッグながら、Tumiらしいテイストがあふれている素敵なトートである。廃番品なので、新品同様のコンディションのものをオークションで定価の1/4で落札した。さらにオークション終了時に出品者が出張中であって、商品到着までに要した10日間の、待つ楽しみがまたよかった。全体として大変満足感あり。
 この「東奔西走」トートの特徴を、某ショップのページから引き写して若干のファーストインプレッションを書き加えるなら、
・素材:バリスティックナイロン
・サイズ:W43cm×H30cm×D13cm
 筆者注:現在陰干し中でまだ試していないが、17インチのノートPCやB4用紙がおさまるくらいのwidth×heightがあり、ふだん持ち歩いているものを防水トートからそっくり入れ替え収納できる容積がある。
・メインコンパートメントは仕切りが付いたシンプル構造。大きめジップポケットも配備。
・前面U字型ポケット内部には、伸縮性ペンルーフx2、オープンポケットx3、ジップポケットを装備。外側前面にもジップ・ポケット。
・側面と内側の2カ所に排水機能付きポケットを装備。
・セットアップ用背面ポケット/スリーブを装備。上下のジップでキャリーに装着することができます。
 筆者注:Zero Suiterの持ち手にはめ込むと、一体化させて持ち運べるというものである。保冷トートの提手もZero Suiterの持ち手に引っ掛けて載せているが、時に滑り落ちて困っていた。そういうシチュエーションではこれは便利に違いない。次にそういう使い方をするのが一体いつになるのか未定ではあるが。
・調節・取り外し可能ショルダーストラップ付き!
 筆者注:惚れ惚れするくらい立派なものである。肩に食い込まないくらいの幅があるし、コートを着ていても大丈夫である。
・ネームタグ付き!
・トレイサータグ付き!
ということなのである。
 一方で、上記にならって気になるところを書き出すと、
・幅が薄い
 基本的にはバリスティックナイロンをはぎあわせて縫い上げたアタッシュケース、というようなスタイリッシュな設計である。荷物を入れすぎると膨らんでカッコ悪いに違いない。ACアダプターのたぐいは、例えばCocoonのような、深さ方向のディメンジョンを薄くする収納を心がける必要があるだろう。
・メインコンパートメントの入り口のジッパーが全長をカバーしていない
 雨水の流れ込みをシャットアウトできないと、痛い目を見たことのある筆者は本能的に怯えるのである。まあ、いくつもあるポケットのどれか一つに防水用のビニール袋を常備しておけばよいだけの話ではある。
・提手は肩に掛けられるほど長くない
 手に提げて歩く時に、ショルダーベルトがブラブラするのは筆者の好むところではない。
 とは言うものの、これらは筆者の気にしていることであって、実用上問題にはならないことばかりとも言える。2012年に買って良かったものの一つにあげられると思うが、ターポリントートのようなややヘビーデューティー指向のものを好む筆者には、やや堅苦しく感じられる。しばらく使ってみて、就活中のまん中の子にさげわたす可能性もあるだろうか。

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