昨日アサインメントが終了する頃からめっきり雨模様となる。身体がだるく、帰宅してからはソファーで毛布にくるまってカメラジャーナルのバックナンバーを読み返しつつ寝たり起きたりで、とうとう日曜のお昼すぎにいたる。
というわけで、先日チョートク師が解説しておられたハッセルの中古価格はいかがなものかとmapcameraさんなどをチェック。レンズとボディーとフィルムマガジンのセットで10万円以上はする。もともとスタジオの備品なのであるから、これでも破格に値下がりしているのであろう。
先日の宣材写真撮影では、被写体さん側から見てFD 85 mm F1.2 asphericalのグラマラスなレンズというのがなかなか好感度が高かった。そういう意味では、ハッセルのシャッター音も雰囲気作りとしてはよいのであろうが、実際のところは画像データをデジタル化するまでのプロセスはちょっと想像したくないほど煩雑である。というほど、デジタル画像に慣れてしまったのである。むしろ85 mmより引いて撮れるEF 50 mm F1.2LとかEF 35 mm F1.4Lとかの、新品で20万円、中古なら10万円くらいで買えるLレンズを買い足した方が営業用に最適であるのは間違いない。
などとさまよっているうちにマツバラ光機さんのページで、Kinoptic ParisのApochromatが売れた痕跡を見つける。そのお値段は到底筆者のような貧乏人に手の届くものではないが、それでもいつの日かこのレンズでウィーンの文物を…などと考えるのは楽しいわけである。その意味で、sold outマークのついた商品を「啓示」し続けるマツバラ光機さんのホームページの、しがないカメラ人類にも希望の星を分かち与えてくれる編集方針は好感度が高い。
ところが、Nikon Fマウントレンズのページを拝見するうちに、かのKilfittの300 mm F4のアポクロマートレンズ80,000円を発見して顔色が変わった。ダブルヘリコイドで、いわば望遠鏡のようにフォーカスあわせが可能である。昨年の年末にはFD 300 mm F4レンズを導入しようとして結局下取り品の評価額が届かなかった経緯があるが、これならばボーナスで何とかならないであろうか。もしそうならば、Nikonのフォーカシングスクリーンの明るいミドルクラスのデジタル一眼を導入して、FD 500 mm F4.5LのマウントもNikon F用のものを買い足せば…などとバーチャルショッピングしてみるのであった。[もっと光を]