筆者が6年目の遊学生活を送っていた頃、下宿の後輩とハマったのが「ガロ」に連載されていた、仏教説話のような深い物語を、水墨画というか版画のような筆致で表現した作品なのであった。二人で梅田駅前の旭屋書店にクロース装の単行本を求めに行った記憶あり。ただし、そのタイトル、作者の記憶詳らかならず。
黄昏れかかった記憶をたよりに「ファジー検索」を行った結果、どうもそれが「まんだらけ」社長古川益三氏作の「邪尼曼荼羅」であったようなのである。
以下、東大出版会認知科学選書24巻一揃いの特価品とか、若い頃貧乏で買えなかった本のことを次から次へと思い出す夕べ。
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knee [>「ボルマン:細菌の*と遺伝、岩波書店」 おっしゃっていただけたら、うちの蔵書にもございますのに。半年でも、三年で..]
やぢを [ありがとうございます(著者を修正しました)。バイブルとの呼び声高き名著なればこそ、同じく岩波の「川喜田愛郎:感染論」..]

