数枚撮影。彫刻シリーズをスタートせんとしていたことを思い出す。営業先の地方都市の神社に立派な二宮金次郎のブロンズ像があったことを考えながらバスの中で寝てしまい、薪を背負って書を読みながら歩いている金次郎さんが、デイパックを背負ってケータイに入力しながら歩いている若いもんにモーフィングする夢を見る。変身にともなって背景もどんどん変わっていくところが妙にうまくできていて、なるほど、これが時代を超えた日本人の特性であるかと感心。
昔は小学校の築山には必ず勤勉の象徴として据えられしものなるが、本を読みながら歩くのは危険であるとして撤去されてしまったと聞く。