懐かしい気分に浸ったところで、前々から気になっていた、Macintosh用にAppleTalkでつながっているCanon LBP-740 with NetHawk MP-LSにIPアドレスを与えて、Winからプリンタとして見えるようにするというお話。
これは、新潟キャノテックのFAQに詳しい。NetHawkというアドオンカードの製品番号が、実はMacアドレスなのである。そこで、arpでMacアドレスにIPアドレスを叩き込む。これで、ブラウザでそのIPアドレスにアクセスし、設定ができるようになるとは、大したものである。
次に、プリンタドライバのほうであるが、実はかなりハマった。
まず、CanonのダウンロードのページからLBP-740対応のWinMe用LIPS IVドライバをダウンロードして、LBP-740をネットワークプリンタとして追加(この時点では当然Winマシンからプリンタの姿は見えない)。その後、新潟キャノテックからNH-LPR98をダウンロード、インストール。
再起動後、コントロールパネルのプリンタフォルダを開き、先にインストールしたLBP-740のプロパティを開き、プリンタポートをNHLPR98に、IPアドレスを先に設定したアドレスに。このときポート名がlpt1になるというから、ややこしい(ちなみに、失敗した場合は、一度NH-LPR98をアンインストールしないと面倒なことになる)。NH-LPR98の添付PDFをちゃんと読んでおけば昼下がりをこれに費やすこともなかったろうに。
これで完了である。Macばかりの営業部では、AppleTalkでLBP-740を共有していたのだが、これで一気にWinマシンからも共有できる次第となった。今までしょうがなくポートリプリケータと電源アダプタのついたLet's Noteを持っていって、営業部基幹WinMeマシンのローカルプリンタのケーブルをつなぎかえてLocal Area Footworkで印刷していたのが、やっとネットワーク対応になったわけだ。